あってはならない事故

こんにちは。ハイスピード工法営業担当の坂上です。

自分のスマホのgoogleニュースが教えてくれた以下の記事。
見てビックリ!!

記事①

記事②

何かというと、福岡の「傾斜マンション」問題。

記事を読むと、
★転がしたボールが止まらない
★入居後まもなく相次いだひび割れ
★天井と壁に「隙間」
★玄関ドアも閉まらない

挙げだすとキリがないほどの不具合。

記憶にも新しいと思いますが、
2015年に起きた「横浜マンション傾き問題」。
大手デベロッパーが販売したマンションで起きた事故です。

結果、杭工事をした施工会社など3社を相手取り、
建て替え費用など約459億円の損害賠償を求めて
裁判に。

原因は、杭工事で杭の一部が固い地盤(支持層)に届いておらず、
施工時のデータ偽装も発覚するというとんでもない事件でした。

この福岡のマンションも同様に杭が支持層に未到達。
5~6mの高低差がある地面の上に建設されたのに
杭の長さは同じ長さ。

そりゃ傾きますよ。。(はぁ~)

地震が来たら、倒壊まではいかないまでも住み続けることが
困難になる状況もあり得るとのこと。

人生の大きな買い物である「住宅」が、
本当に安心安全ではないことは非常に残念なことです。

我々は戸建て住宅を中心に低層(3階建てまで)の建物を
支える杭を施工していますが、規模の大小ではなく
戸建て住宅でも潜むリスクです。

コスト重視の工務店は改良費用をかけたくないからといって、
超安価な施工費で施工することがあります。
そんな杭はホントに信用できるでしょうか?

これはセメント改良の悪口ではないことを前提に、
固化してこそ支えることができるセメント改良で
突貫工事により固結不良のリスクのある杭で
安心できますか?

ハイスピード工法は、砕石を孔の中で杭状のものを構築しますが、
砕石をしっかりと締め固めて、強度を確認しながら施工しますので
品質面では間違いない工法だと自負してます。

傾かないことは当たり前。
我々も品質面については信念もって、自信をもって
施工してますが、この一件を重く受けとめて
今後も慎重に施工していくことを心に誓いました!

今週も施工現場があります。
気を引き締めてやってまいります!!